2010年04月13日

邦人死刑、「抗議」控える政府 米で遺憾の意表明へ(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は日本人3人に対する中国の死刑執行について、12、13両日の核安全保障サミットに合わせ米ワシントンで行う日中首脳会談で、遺憾の意を示す方針だ。ただ、中国側への正式な抗議は見合わせる。

 岡田克也外相は9日の記者会見で、死刑執行について「同じ日本人としていかなる罪があったとしても非常に残念な思いがある」と述べた。その一方で「それぞれの国の司法手続きを経て決まったことなので、冷静に対応しなければいけない」とも指摘した。

 政府内には今回の死刑執行について日本に比べて、刑罰が重すぎるとの批判がある。千葉景子法相は9日の記者会見で、「(中国は)かなり刑事手続き、刑罰法規が日本、諸外国と違っている。日本人の多くが違和感、反発を感じることはあるだろう。日中関係を考えたときに懸念される」と述べた。

 このため、政府は「ワシントンでの首脳会談でまったく死刑問題に触れないのは不自然」と判断。首相が胡錦濤国家主席との会談で、4人の刑執行が相次いだ点について日本の国民感情を引き合いに「残念だ」と指摘する方向で調整している。刑執行自体については「内政干渉にあたる」として抗議しない方針だ。

 背景には、核安全保障サミットでの会談を皮切りに、5月で調整する温家宝首相の来日、上海万博「日本デー」に合わせた6月の鳩山首相訪中と、首脳間の相互往来が固まっているなかで、中国側との対立を強めたくないとの思惑がある。

 中国とはすでに中国製冷凍ギョーザ中毒事件や、東シナ海のガス田開発問題などの懸案を抱えていることもある。

 鳩山首相は9日夕、首相官邸で記者団に対して、死刑執行については「残念だ」とした上で、胡主席との会談について「ギョーザ、友愛の海(東シナ海)といったことをお互いの協力の中で解決していこうと議論してきたい。首脳会談を頻繁に行いながら、懸案があればその懸案も解決してきたい」と強調した。

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posted by THE MONKEY at 02:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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